私は美容院を24歳でオープンさせました。
その後会社を設立し、2年後に美容師1人で年商1億円を達成しました。
しかし、当時は1億円を達成することを目標にしていたわけではなく、本当の目標や志はもっと高いところにあり、一度も数字を気にしたことはありませんでした。税理士に数字を開示されて初めて1億円達成していることに気がついたくらいです。
そして25歳になった時、30歳で美容師を辞めてITの世界でチャレンジすると決め、毎日毎晩、ITについて勉強をし始めました。そもそもインターネットというものに初めて触れたのは、10代後半の頃でした。
自分より美容師という職業を好きな人はいないんじゃないか?と思うほど、この職業を心の底から愛していました。
では、それほどまでに好きな美容師をなぜやめたのか?
それは、ITというものへの無限大の可能性に魅了されたからです。
10年美容師を頑張ったとしても、こなせる数は10倍にはどうしてもならない。
それがITを利用することで、10倍の人にサービスを提供することが可能となる。
そのために私は自社商品を開発・販売したり、人と関わることができる仕事を進んでやってきました。
まさか自分が美容師を辞めて東京でIT会社を経営することになるとは、美容師をやり始めた時には夢にも思わなかったことでした。
今、どれだけ知名度がある美容院でも、ITを活用しないと確実に淘汰されていき、『このお店に行きたい!』ではなく、『この人にやってほしい!』ユーザーがそのように選択する時代がさらに加速していくと考えています。集客はポータルサイトに頼るのではなく、自分自身でする時代。自らのブランディングを確立させた美容師が生き残るのです。
仮に、現在24万件ある美容院が今後1万件ほどまでに減った時、生き残っている美容院は成功しているといえるでしょう。その1万件の中に入るためには、美容師技術を向上させること以外にも、もっとするべき大切なことがあります。データ分析、広告、ウェブサイト、ブランディング、様々なアプローチがありますが、どのようなお店を作っていきたいかによって、全ての道のりが変わっていきます。ゴール地点まで最短時間で辿り着けるよう、皆様のお力になることができたらこれ以上の幸せはありません。
今後の美容業界はどのような変化を遂げて行くのか!どうすれば美容師として成功することが可能なのか?
私にできることは全てアドバイスさせていただき、少しずつでもお役に立てるよう色々な情報を発信できればと思っています。
皆様の真の成功と幸せを心より願っています。